今となっては持っている人は少ない
私たちの父親の世代ではたいていの男性でも着物を1着か2着くらいは持っていたものです。
正月などは父親が着物を着ていたことは覚えています。
しかしながら私たちの世代となって男性が着物を着る機会はほとんどないといっていいくらいになりました。
同世代の友人に聞いてみても自分の着物を持っているという友人はほとんどいません。
ただし、ある程度の年齢になったこともあって自分の着物を持っていてもいいのではないかと考えることがありました。
父親などに相談すると実家にはまだ反物のままの男性用の着物が残っているということでした。
父親がもう1着作ろうとして反物を買ったまま着物を作らずにそのままになっているということでした。
私も現物を見に行きましたが、さすがに少し古さは感じましたが、生地自体が傷んでいるということは全然ありませんでした。
仕立てをしてもらえば自分の着物が手に入るということです。
ただし、着物でありますから仕立てにはかなり費用が掛かることは覚悟しなければなりません。